web通帳とは?web通帳のメリット3選やデメリットも徹底解説!

通帳といえば紙の形式が主流でしたが、昨今ではweb通帳といった言葉をよく耳にします。web通帳について下記の疑問を抱えている方も多いことでしょう。

web通帳ってそもそも何?」

web通帳に信頼性はあるの?」

「紙の通帳と比べて利便性はどう違う?」

この記事では、web通帳について分かりやすく解説しています。最後におすすめのweb通帳も紹介していますので、是非とも参考にしていただけると幸いです。

web通帳とは?

web通帳とは、名前の通りweb上の通帳です。web上に通帳を発行するので、紙といった実物は発行されません。前提として、利用するにあたりインターネットバンキングを使う必要があります。

インターネットバンキングでは何ができる?

インターネットバンキングでは、残高や入出金明細の確認、振込などができます。銀行ごとによって異なりますが、ネットバンキング用の専用サイト又はアプリを通じて処理(操作)をおこないます。

web通帳を作るには?

web通帳を作る際は、自分が使っている銀行や信用金庫がweb通帳に対応していれば、手続きすることで紙の通帳からweb通帳へ移行できます。

対応していない・新しい銀行や信用金庫で作りたい場合、ネット上や店舗に行って開設の手続きをし、発行してもらうことが可能です。

web通帳のメリット3

wab通帳のメリットとして、下記の3つが挙げられます。

  • 通帳を銀行やATMに持っていく必要がない
  • 紛失や盗難の心配がない
  • 特典やサービスを受けられる場合も

1つずつ見ていきましょう。

web通帳のメリット➀「通帳を銀行やATMに持っていく必要がない」

紙の通帳であれば、記帳したいときは必ず銀行やATMに行かなければなりません。定期的に記帳に行く必要もあるため、煩わしさも感じてしまうはず。

web通帳であれば、紙としての実物(実態がないので記帳する必要はありません。残高明細を印刷したい際も、ネットから簡単に印刷できます。

web通帳のメリット②「紛失や盗難の心配がない」

紙の通帳であれば、紛失したり盗難に遭ったりすることに、少なからず心配を抱くものです。心配を抱いてなくとも、無くす可能性はゼロではありません。

web通帳を利用すれば、紛失や盗難に遭う心配もありません。過去の通帳の置き場所に困ることもないのです。

web通帳のメリット③「特典やサービスを受けられる場合も」

銀行などによっては、web通帳を利用することで特典が受けられるケースもあります。

例えば、ATMの手数料・振込手数料が毎月一定回数は無料、といった優遇をおこなっている銀行もあります。

web通帳のデメリット

web通帳のデメリットとして挙げられるのが、入出金明細の照会可能期間が定められていることです。明細を残しておきたい際は、期間ごとにダウンロードしたり印刷したりする必要があります。

忘れないように心掛けておく必要もあるため、そういった点では不便です。

web通帳の利用に向いている人・向いていない人

web通帳の利用に向いている人は、記帳のために銀行やATMへ行くのが面倒だったり、優遇を受けたりしたい人でしょう。

web通帳の利用に向いていない人は、通帳に直接メモなどして管理したい人や、スマホといったネットに抵抗を持つ人でしょう。

おすすめのweb通帳3選!

ここからは、おすすめのweb通帳を3つ紹介していきます。

  • 三井住友銀行「web通帳」
  • 三菱UFJ銀行「Eco通帳」
  • ゆうちょ銀行「ゆうちょダイレクト+(プラス)

1つずつ見ていきましょう。

三井住友銀行「web通帳」

引用元:Web通帳 : 三井住友銀行 (smbc.co.jp)

三井住友銀行のインターネットバンキングにおける、入出金明細の照会可能期間は、24ヶ月前の1日以降からとなっています。

web通帳の入出金明細の照会可能期間は、最長30年です(2019年以降分)なお、明細の最大表示件数は2,000となっています。

※2021年10月末時点

三菱UFJ銀行「Eco通帳」

引用元:Eco通帳(インターネット通帳) | 三菱UFJ銀行 (mufg.jp)

三菱UFJ銀行のインターネットバンキングにおける、入出金明細の照会可能期間は、前月1日以降からとなっています。

Eco通帳の入出金明細の照会可能期間は、最長25ヶ月です(web通帳申込月の前月1日以降分)PDFだと最長10年分が照会可能となっています。

※2021年10月末時点

ゆうちょ銀行「ゆうちょダイレクト+(プラス)」

引用元:ゆうちょダイレクト+(プラス)について-ゆうちょ銀行 (japanpost.jp)

ゆうちょ銀行のインターネットバンキングにおける、入出金明細の照会可能期間は、2ヶ月となっています。

ゆうちょダイレクト+(プラス)の入出金明細の照会可能期間は、最長20年です(212月以前は最大15ヶ月分)

※2021年10月末時点

まとめ

今までは紙の通帳が一般的でしたが、デジタル化に伴って通帳のweb化も一般化してきました。デジタル化に伴って、様々なものが電子化されていく時代。

紙の通帳が良ければ紙の通帳を使えば良いし、web通帳にしたければweb通帳に移行すれば良いのです。自分自身の判断で決めましょう。合わなかったら紙の通帳に戻すというのも選択肢の一つです。

この記事が少しでも参考になったなら幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。