リクルートの契約社員がきついって本当?転職難易度はどのくらい?

リクルートは誰もが知っている大企業です。一方でリクルートは正社員だけではなく、契約社員も人気があり、契約社員に応募される方も非常に多いです。

ベンチャー企業の精神を忘れずに、実力主義を重視しているのも人気の理由なのでしょう。契約社員と聞くと、応募するかどうか迷う方も多いのではないのでしょうか?

リクルートの契約社員(CV職)の雇用期間は一般的に3年と定められています。雇用期間のことも応募をためらってしまう原因ですよね。

今回は

  • リクルートの契約社員はきついのか
  • 転職難易度はどのくらい
  • リクルートの契約社員への転職を成功させるには

上記の点を重点的に解説していきます。

ぜひ、今後の参考にしてください。それでは見ていきましょう。

リクルートの契約社員はきついのか?

結論から申し上げますと、実際に口コミや求人を調べた結果、リクルートの契約社員はブラックではありませんでした。

きついという点では、正社員と業務内容が変わらないという特徴があるため、きついと感じやすくなる部分もあるでしょう。

リクルートの契約社員は同企業の正社員と、業務内容や責任の重さは同じですが、給料に大きな開きがあります。

同じ業務をこなしているのに、給料に格差があれば更にきついと感じるのかも知れません…また、リクルートに限らず大手は知名度の高さゆえに悪いうわさも流れやすいです。

全てを鵜吞みにせず、必要な情報を取捨選択する心掛けも持ちましょう。今回は主に口コミサイトを参考にして、情報を集めました。

実際に働いている・働いていた社員口コミを参考にしましたが、会社に対して比較的高評価が多かったです。次項では、一部の口コミを紹介しながら、高評価の主な理由について説明していきます。

総合的な評価は、どのグループ会社も高かった

引用元:リクルートホールディングス 「社員クチコミ」 就職・転職の採用企業リサーチ OpenWork(旧:Vorkers)

OpenWorkというサイトの社員口コミでは、リクルートの総合評価は星4.32と非常に高く評価されています。

正規・非正規と全ての雇用体系が含まれていますが、回答者の平均年収も893万円でした(※2021年2月20日時点)

引用元:リクルートライフスタイルの契約社員についての口コミ(全254件)【転職会議】 (jobtalk.jp)

リクルートのグループ会社である、リクルートライフスタイルの社員口コミの総合評価も星4.33と高い結果でした(※2021年2月20日時点)

上記の表は正規・非正規社員含めた数字ですが、契約社員の評価も星4が一番多かったように感じます。

一体、何が評価されているのでしょうか?

リクルートの契約社員が自社を評価している理由

口コミをもとに、なぜリクルートという会社が評価されているのかを見ていきましょう。口コミは株式会社リクルートライフスタイルという、リクルートのグループ会社の口コミになります。

リクルートのグループ会社については、後ほど詳しく説明します。

社内の雰囲気が良い

引用元:リクルートライフスタイルの契約社員についての口コミ(全254件)【転職会議】 (jobtalk.jp)

リクルートは、入社後に新卒・中途に関わらずキャリア研修があります。キャリア研修は同じ時期に入社した全国の同期と一緒に受けます。同期は飲食や旅行関連など、様々な業界で働いていた人達ばかりです。

普段は話すことのない人たちと話すことにより、関係を深めることや良い刺激にもなるのです。

また、職場でもOJT制度があります。つまり、上司から部下に丁寧にかつ細かく仕事を教えてくれます。OJTとは教育訓練のことです。上司が忙しそうにしているときも、質問すれば丁寧に説明してくれます。

リクルートは人柄の良い人が多く、質問もしやすい職場なのです。

 スキルアップできる

リクルートライフスタイルの契約社員についての口コミ(全254件)【転職会議】 (jobtalk.jp)

リクルートは契約社員でも、自身の大きなスキルアップを図ることが可能です。

契約社員でも3年間働けば、市場価値が大きく上がり、さらなる大企業へステップアップすることも可能です。

引用元:リクルートで3年働く、契約社員(CV)という選択 | リクルートへの転職ならサムライソウル (samuraisoulinc.jp)

上記の表を見ると、リクルート卒業後に有名企業へ転職している人もいます。しかも、契約社員ではなく正社員という形で登用される可能性もあるのです。

もちろん、正社員にステップアップしてリクルートで働き続けるという選択肢もあります。リクルートは契約社員でも研修制度が充実しています。大きなスキルアップを身に付けられるのです。

そういった点が、転職市場で企業に高く評価されているのでしょう。

年収が500万円以上の人も

リクルートライフスタイルの契約社員についての口コミ(全254件)【転職会議】 (jobtalk.jp)

また、リクルートには契約社員でも年収が500万円以上の人が存在しています。契約社員でも努力次第では給与を挙げることが可能です。会社はそういった部分も評価してくれます。

リクルートは実力主義で評価するので、そういった部分が給与に反映されやすいのでしょう。

引用元:リクルートライフスタイルの契約社員ってどうなの?口コミから知るべき企業評判と気になる給与・年収!【面接・志望動機例文あり】 | キャリアパーク[就活] (careerpark.jp)

また、リクルートは契約社員でも平均的な年収は400万円程度です。一般の契約社員は年収が200万円に届かない人も多いです。

給与面においても、非常に待遇が良いと言えるでしょう。

そもそもリクルートという会社とは?

引用元:グループ企業一覧 | Recruit – リクルートグループ

リクルートは巨大な組織であり、主に3つの事業をおこなっていてグループ会社も多くあります。

グループ全体を統括するリクルートホールディングスが親会社になります。そこから複数に派生しているのです。

➀ HRテクノロジー事業

HRテクノロジー事業とは、「Indeed」などオンライン求人を運営している事業になります。

② メディア&ソリューション事業

メディア&ソリューション事業とは、「SUUMO」や「ホットペッパー」などの運営をしている事業です。

③ 人材派遣事業

人材派遣事業とは、国内や海外の人材を管轄する事業です。

引用元:グループ企業一覧 | Recruit – リクルートグループ

また、メディア&ソリューション事業は株式会社リクルートを筆頭として、多くのグループ会社が存在します。

契約社員の求人はこのグループ会社からが都度です。

リクルートへの転職の難易度は?

契約社員でもリクルートは人気企業なので、倍率は高く転職の難易度も非常に高いです。

第二新卒などの伸び代が期待できる20代を中途で採用する傾向があります。つまり30代は20代より難易度が高くなります。逆に言えば、20代は多くの人がリクルートで働ける可能性を秘めているのです。

また、契約社員の採用基準は学歴や経験より人柄を重視します。次項で詳しく説明していきましょう。

経験や学歴より人柄重視

引用元:リクルートスタッフィング 契約社員の転職・求人・中途採用情報【doda(デューダ)】

上記の画像は、実際にリクルートが出している契約社員の求人です(※2021年2月20日時点)

学歴は不問となっていますので、応募自体は大学を卒業していなくても可能です。リクルートは正規・非正規にかかわらず、人柄を重視します。なので、面接が特に重要になってきます。

リクルートが求める主な人物像は

➀ポジティブで行動的

②協調性がある

③自分から行動し、様々な提案ができる

上記の部分を重点的に見て、合否を決めます。ですので、面接が最重要点なのです。

 面接対策は必須

リクルートに入社したければ面接対策は必須です。契約社員も志望者数が多いので、個性や採用者の心を動かせなければ間違いなく落とされます。

合否を一気に振り分けるため、難しい問いをしてくることもあるでしょう。そこで面接対策は必須になってくるのです。しかし、面接対策といっても自身だけでは限界があります。

そこで転職エージェントを活用することをおすすめします。次項からおすすめの転職エージェントを紹介していきましょう。

リクルートへの転職に利用したいおすすめの転職エージェント

リクルートに限らず、大手企業へ転職したい場合は

  • リクルートエージェント
  • マイナビエージェント
  • doda

上記3つの転職エージェントだけで充分だと考えています。上記の転職エージェントの特徴をそれぞれ説明していきましょう。

リクルートエージェント

引用元:転職エージェントならリクルートエージェント (r-agent.com)

リクルートエージェントは国内最大手であり、総合的に見ても国内No.1の転職エージェントです。

リクルートエージェントだけが保有している非公開求人もあり、大企業・優良企業を狙う方は必ず登録するべきでしょう。サポートも充実しており、企業との交渉などもしてくれます。

ただ、利用者も多く非公開でも人気企業は倍率が高くなる傾向にあるので、注意しておきましょう。

マイナビエージェント

引用元:転職エージェントならマイナビエージェント|求人・転職サイト (mynavi-agent.jp)

マイナビエージェントは20代の求人に強いエージェントです。

第二新卒や初めての転職の際に利用する20代が多いです。大企業に就職したい20代は必ず利用するべきエージェントでしょう。

ただ、マイナビエージェントは最初の登録が通らない可能性もあります。ある程度の学歴やスキルは必須なのかも知れません。

DODA(デューダ)

引用元:転職ならdoda(デューダ) - 転職を成功に導く求人、転職情報が満載の転職サイト

dodaは求人数が多いのはもちろん、何といってもサポートの手厚さに評判があります。サポート体制は国内No.1といっても過言ではないでしょう。

エージェントはこれでもかというほど親身になってアドバイスをしてくれます。転職に不安がある方はぜひとも利用してほしいエージェントです。

求人数はリクナビエージェントなどの大手よりは少ないので理解しておきましょう。

転職サイトと合わせて見るべきおすすめのサイト

転職活動の際には転職サイトだけではなく、合わせて見るべきサイトもあります。企業研究や応募するかどうかの判断の決め手にもなります。

次項から、転職サイトと合わせて見るべきおすすめサイトを紹介していきましょう。

転職会議

引用元:【転職会議】企業の口コミ・評判・求人が豊富な転職サイト (jobtalk.jp)

転職会議は転職口コミ数300万件以上・会員数700万人以上の国内最大の口コミサイトです。

どういった企業か調べるときに、実際に働いている・働いていた人の口コミは非常に参考になります。実際の現場の声を知れるので、信憑性も高いです。

ぜひとも、転職サイトと合わせて利用してほしいサイトの1つです。

ミイダス

引用元:転職アプリならミイダス| あなたの市場価値を見いだす転職サービス (miidas.jp)

ミイダスは、自分の市場価値を無料で知ることができるサイトです。また、手企業から直接オファーが来る場合もあります。自分と似た経歴の人の転職データを見ることも可能です。

似た経歴の人が、どこに転職したかも知ることができるのです。無料で利用できるので、ぜひとも転職サイトと合わせて利用しましょう。

インテリゴリラ

引用元:有名企業の選考実体験を掲載 | インテリゴリラ (intelli-gorilla.com)

インテリゴリラは難関企業を目指す若手向けのサイトです。また、完全非公開の選考情報も保有しています。

実際に選考を受けた人の選考体験記も載せており、面接や書類で充分な対策を練ることができるようになります。大企業や難関企業を目指す20代はぜひ、転職サイトと合わせて利用してください。

リクルートの契約社員への転職は手厚いサポートのある転職エージェントへご相談を!

リクルートの契約社員は契約社員であるにも関わらず、人気があり倍率も高いです。

その主な理由としては

➀給与が良い

②スキルが身につく

③福利厚生や手当が正社員と変わらない

といった理由が人気になっているのでしょう。リクルートは人柄重視のため、書類選考は通りやすいですが面接で一気に振るい落とされます。

リクルートの契約社員へ転職を考えている人は、転職エージェントを利用し充分な対策をしてから、応募することをおすすめします。ぜひ、エージェントを活かして転職活動に臨んでください。

また、転職活動の際には転職サイトと合わせて、口コミや自分の市場価値が判断できるサイトなどを使いましょう。より正確に自分のことを知ることができ、企業の良し悪しを判断できるようにもなります。

長くなりましたが、皆さんの転職活動が上手くいくことを心より祈っています。

ここまで読んで頂き本当にありがとうございました。