「手取り15万円でも１人暮らしできる？」
「手取り15万円って低い？」
「手取り15万円だけど、手取りを増やしたい」
といった悩みを持つ方も多いことでしょう。手取り15万円の場合、色々な不安が付きまとってしまいがちです。
この記事では、手取り15万円で生活するノウハウや、支出を減らす方法・収入を増やす方法についても解説しています。
この記事を読むことで、手取り15万円に対する考え方が変わり、余裕を持って生活できるようになるでしょう。また、大きな志も芽生えるかも知れません。
少しでも興味がある方は、是非とも最後までお読み頂けると幸いです。
目次
手取り15万円は月収だと19～20万円ほど
手取りとは、月収(額面)から税金や社会保険が控除された金額を指します。つまり、自分自身が受け取る金額が手取りです。一般的に、手取りは月収の約8割となります。逆に考えると、控除される額が2割だということです。
手取り15万円の場合の月収は、約19～20万円程度になるでしょう。年収換算すると、240～280万円くらいになります。年収で考える場合は月収だけではなく、ボーナス分も考慮する必要があります。
手取り15万円は低いのか？世代や性別と比べて比較
国税庁が令和2年におこなった、「民間給与実態統計調査」によると、20～24歳の平均年収が260万円(男性：277万・女性：242万)となっています。
よって手取り15万円の場合、20代前半だと平均くらいとなるでしょう。しかし、25～29歳では平均年収が362万円(男性：393万・女性：319万)と一気に100万円もアップします。
20代後半と比べると、平均より低いと言えるでしょう。特に20代後半の男性の平均年収は393万円なので、大きく差を付けられています。
手取り15万円で１人暮らしは可能か？
結論から申し上げますと、手取り15万円で１人暮らしは可能です。その際、家賃は手取りの3分の1が目安になりますので、5万円以内が理想でしょう。
住む場所にもよりますが、都内23区内に住むと仮定した場合、5万円台で住める物件の条件は良くありません。食費も生活において大きな割合を占めるので、自炊をする・スーパーの半額弁当を買うなどして、節約していくことが大切です。
手取り15万円で貯金できる金額は1万円ほど
手取り15万円の場合、貯金に1万円回せたら良い方でしょう。
| 年代 | 単身世帯 |
| 20代 | 25,000円 |
| 30代 | 35,000円 |
| 40代 | 35,000円 |
| 50代 | 26,000円 |
| 60代 | 15,000円 |
参照元：各種分類別データ（平成30年） ― 家計の金融行動に関する世論調査［単身世帯調査］（平成19年以降）｜知るぽると (shiruporuto.jp)
20代の毎月の平均貯金額は25,000円ほどです。手取り15万円で毎月2万5千円ほど貯金しようと思えば、かなり生活費を切り詰める必要があります。収入が低いうちは、実家で暮らすのも選択肢の1つです。
手取り15万円の１人暮らしで気を付けたいこと
手取り15万円で１人暮らしをおこなう場合、家賃を5万円以内に抑えれば充分生活できます。食費を節約したりすれば、貯金にも多くお金を回せるでしょう。
ただ、外食が多かったり、娯楽に使いすぎてしまったりした場合、瞬く間にお金は無くなってしまいます。常に節約志向の考えを持ち、日々の生活を過ごすことが大切です。
手取り15万円でお金に余裕を持つには支出を減らすor収入を増やす
手取り15万円でお金に余裕を持つにあたり、方法は下記の2つのみです。
- 支出を減らす
- 収入を増やす
それぞれ見ていきましょう。
支出を減らす
支出を減らす＝節約を心掛けることで、お金に対しての余裕が出てきます。家賃や食費の他に、固定費の削減も効果的です。固定費とは、毎月決まった金額の費用を指します。
スマホ代やWi-Fi代、生命保険料など固定で払う費用代で削減できる部分はないか探してみましょう。毎月の支出を減らすことで、年換算すると大きな節約につながるでしょう。
収入を増やす
収入を増やすことでも、お金に対して余裕を持てるようになります。収入を増やすということは、額面ではなく手取り収入を増やすということです。
収入の増やし方についての方法は、次項で詳しく説明していきますので、気になる方は参考にしてください！
収入を増やす方法4選！
収入を増やす方法として、下記の4つが挙げられます。
- 副業を始める
- 今の職場で昇進や昇格を目指す
- 資格を取得する
- 転職する
1つずつ見ていきましょう。
副業を始める
本業に限界がある場合、副業を始めることで収入を増やせます。パートやアルバイトで稼ぐ、投資、クラウドソーシングなど様々な形で副業ができます。
本業に影響しないように、キチンと調整して副業することも大事です。また、副業を禁止としている企業も多いので、副業可能かどうか事前に必ず確認しておきましょう。
今の職場で昇進や昇格を目指す
今の職場で昇進や昇格を目指すのも、収入をアップさせる方法の1つです。そもそも日本は年功序列であるため、勤続年数が長ければ長いほど給料は増えていきます。
特に大企業は勤続年数が増すごとに、収入は大きく増えます。昇進や昇格で収入を増やしたいのなら、会社のベースアップの基準を知ることも大切です。
昇進や昇格を目指す方法の場合、今すぐ手取り額を増やしたいという人には向いていません。
資格を取得する
資格手当の制度が職場にある場合、対象の資格を取得するだけで月の給料が数千～数万円アップします。スキルとしても活用できるので、取得して損することはありません。
また、転職の際にも資格を役立てられるでしょう。大きなステップアップに繋がる可能性もあります。
ただし、高難易度の資格を取得したいならば、相応の時間と覚悟が必要なので留意しておきましょう。必ず取得できるという保証もありません。
転職をする
収入を増やす方法として、最も一般的なのが転職でしょう。給料の高い低いだけを見るのではなく、賞与や福利厚生も重要な要素なので、必ずチェックしておく必要があります。
賞与があるだけで年収は大きくアップします。複数回あれば更に年収はアップするでしょう。福利厚生が整っている場合、家賃代を会社が負担してくれることもあります。
社宅を無料や割安で社員に提供している企業も多く、住宅手当制度は是非ともチェックしておきたい箇所です。
収入を増やす方法として一番のおすすめは「転職エージェントを活用して転職」
収入を増やす方法として一番おすすめしたいのは、転職です。なかでも、転職エージェントを活用して転職するのがベストです。自分に合った企業に転職できる確率もグンと高くなるでしょう。
転職エージェント側も、あなたの希望を考慮して、あなたに合う会社を紹介してくれるはずです。次項では、収入アップを第一に考えている人におすすめの転職エージェントを紹介していきます。
収入アップを第一に考えている人におすすめの転職エージェント5選！
収入アップが第一優先の人に対して、おすすめしたい転職エージェントは下記の5つです。
- リクルートエージェント
- マイナビエージェント
- dodaエージェント
- パソナキャリア
- ハタラクティブ
1つずつ見ていきましょう。
リクルートエージェント
引用元：転職希望条件入力｜転職のリクルートエージェント (r-agent.com)
リクルートエージェントは国内最大手であり、総合的に見ても国内No.1の転職エージェントです。リクルートエージェントだけが保有している非公開求人もあり、大企業・優良企業を狙う方は必ず登録するべきでしょう。
サポートも充実しており、企業との交渉などもしてくれます。ただ、利用者も多く非公開でも人気企業は倍率が高くなる傾向にあるので、注意しておきましょう。
マイナビエージェント
引用元：転職エージェントならマイナビエージェント｜求人・転職サイト (mynavi-agent.jp)
マイナビエージェントは20代の求人に強いエージェントです。第二新卒や初めての転職の際に利用する20代も多いです。大企業に就職したい20代は必ず利用するべきエージェントでしょう。
ただ、マイナビエージェントは最初の登録が通らない可能性もあります。ある程度の学歴やスキルは必須なのかも知れません。
dodaエージェント
引用元：転職エージェントのdodaがあなたをしっかりサポート ｜転職ならdoda（デューダ）
dodaは求人数が多いのはもちろん、何といってもサポートの手厚さに評判があります。サポート体制は国内No.1といっても過言ではないでしょう。
エージェントはこれでもかというほど親身になってアドバイスをしてくれます。転職に不安がある方はぜひとも利用してほしいエージェントです。
求人数はリクナビエージェントなどの大手よりは少ないので留意しておきましょう。
パソナキャリア
引用元：転職なら【パソナキャリア】-転職エージェントが支援する転職サイト (pasonacareer.jp)
パソナキャリアは、業界トップクラスの求人数を誇る転職エージェントです。利用層は20代後半～30代が多いですが、対象年齢は全年齢で誰でも利用できます。
女性の転職やキャリア形成に一定の定評があり、女性の方に特におすすめできます。エージェントによるサポートも手厚く、幅広い選択肢から新しい仕事を見つけたい人にもおすすめです。
ハタラクティブ
引用元：ハタラクティブ｜フリーター・既卒・第二新卒など若年層向け就職支援サイト (hataractive.jp)
ハタラクティブは、第二新卒や既卒、フリーターといった若年層をターゲットにした転職エージェントです。書類通過率は90％超え、内定率は80.4％と実績も申し分ありません。
経歴がなくとも新たに挑戦してみたい人に、おすすめできる転職エージェントです。職務経歴書の書き方や面接対策も1から教えてくれるので、全く知らない状態でも安心して利用できます。
フリーランスで仕事を探すなら「freelance hub(フリーランスハブ)」！
引用元：フリーランスエンジニア・クリエイターの求人・案件情報なら【フリーランスHub】 (freelance-hub.jp)
freelance hub(フリーランスハブ)は、フリーランスエンジニア・デザイナー向けの求人サービスです。業務委託案件を10万件以上の取り扱いがあり、ITスキルのある方におすすめできるサイトです。
言語・フレームワーク・職種など、多彩な条件での検索が可能な上、適した案件をメールで教えてくれるサービスもおこなっています。
フリーランスは案件を獲得するところから仕事が始まります。少しでも本業務に専念するため、freelance hub(フリーランスハブ)を活用してみてはいかがでしょうか。
まとめ
手取り15万円は20代前半なら平均的、20代後半以降になると平均と比べて低いと言えるでしょう。手取り15万円で1人暮らしすることも可能です。
すぐにでも手取りを増やしたい方は、転職エージェントを活用して転職する方法が堅実です。増やす以外にも、支出を減らすことはできないかも考えてみましょう。
この記事が少しでも参考になったなら幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。