転職における最後の関門が「面接」です。面接を不得手としている人も多いのではないでしょうか?
いつまでたっても面接って緊張しますし、慣れないですよね。「書類は通るのに面接が通らない…」といった声も良く聞きます。面接に落ちることで人格が否定されたと感じ、自己嫌悪に陥る人もいるでしょう。
この記事では、転職の面接で落ちまくる理由と対策を徹底解説しています。少しでも参考にしていただければ幸いです。
目次
転職の面接で落ちまくる理由9つ
転職の面接で落ちまくる理由として以下の9つが挙げられます。
- 清潔感がない
- 表情が暗い・声が小さい
- オドオドした態度
- 質問の意図を履き違える
- 話に一貫性がない
- 企業理解が浅い
- 明確なキャリアビジョンを持っていない
- 遅刻する
- 志望動機が弱い
1つずつ見ていきましょう。
清潔感がない
清潔感=身だしなみは、社会人において最低限のビジネスマナーです。清潔感がないと面接官に「だらしない」といった印象を与えてしまうでしょう。
人は見た目が9割といった言葉も有名ですよね。それくらい第一印象は大切です。寝ぐせやネクタイが緩んでいないか、タバコの臭いがついていないか香水をつけすぎていないか。
面接官と会う前は、入念に身だしなみチェックをして面接に臨みましょう。
表情が暗い・声が小さい
面接で緊張することは面接官も充分に分かっています。ただ終始表情が暗かったり、声が小さかったりすると間違いなく悪い印象を与えてしまうでしょう。
仕事を一緒にしていく上で、暗い人と仕事をしたい人は基本いません。また声が小さいとボソボソ喋っているように聞こえ、自信のなさを感じさせてしまいます。
常に笑顔でいる必要はありませんが、リラックスして背筋を伸ばし、テキパキ話すことを心がけましょう。
オドオドした態度
オドオドした態度も面接官に悪印象を与えてしまいます。
「将来、この人に大きな仕事を任せて大丈夫だろうか」と思われますし、面接の時点で信用されなくなります。堂々とした態度で面接に臨み、自信を持って質問に答えましょう。
質問の意図を履き違える
面接官の質問の意図を履き違える人は良くいます。会話が成り立たないと「人の話を聞いていない」、「理解力がない」と思われるでしょう。
また、相手の意図を読み取って質問に答えることは社会人にとって欠かせない要素です。つまり、面接に落ちる確率も一気に高くなってしまうのです。
意図を履き違えないために、落ち着いて相手の話を聞くようにしましょう。
話に一貫性がない
話に一貫性がないと何を伝えたいのか相手は分からなくなります。相手に話下手と思われるだけでなく、仕事をしたときのことも踏まえ、面接官からの評価は下がってしまいます。
口下手の人は、まずは結論から話すことを意識してみましょう。結論→理由といった流れで話すと、自分も話しやすいですし、相手にも伝わりやすくなります。
企業理解が浅い
企業理解が浅いと「ちゃんと調べてきていないんだな」と面接官にすぐ見抜かれてしまいます。他には「この人は本当にここで働く気があるのだろうか…」と不安を感じさせてしまいます。
面接前には面接を受ける企業のことを入念に調べ、常に最新の情報を頭にインプットしておくことが大事です。
明確なキャリアビジョンを持っていない
面接においてキャリアビジョンを聞かれることは鉄板です。「この会社で10年後、20年後どうなっていたいか」といった質問をされますが、将来のキャリアビジョンを持たずに面接に臨む人も多いです。
明確なキャリアビジョンがないと、将来的に活躍してくれるかどうか不安という印象を与えてしまいます。自分の経歴に合わせて企業に貢献できる点を伝え、将来どうなっていたいかを明確にしておきましょう。
遅刻する
社会人において時間を守ることは当たり前のことです。特段の事情がない限り、遅刻した時点で面接に受かることはないと思っておいた方が良いかもしれません。
面接会場の10分前には会場に着いておくことをおすすめします。もしくは、場所や最寄り駅など迷ったときのために早めに自宅を出ておくのもアリです。
ただし面接会場は、早くつきすぎても向こうに迷惑がかかってしまうので、10分前に入ることを心掛けましょう。
志望動機が弱い
志望動機は面接で必ず聞かれる質問です。志望動機が弱いと「ここじゃなくても良いんじゃないか…」と思われてしまいます。
なぜ、その企業でないとダメなのか。その明確な理由を述べることが大事です。その企業でなければいけない熱い理由、貢献したいという強い気持ちが面接官の気持ちを揺さぶり、採用につながるでしょう。
結局は自社に合うかどうかで採用を決める
転職の面接で落ちまくる理由・対策を9つ述べてきましたが、最終的には相性の部分が大きいでしょう。ようは、自社に合うか合わないか。それだけです。面接に落ちたからといって落ち込む必要はありません。
あなたと企業が合わなかっただけなのです。あなたを必要としてくれる企業は必ずあります。どんなときも、自分に自信を持って面接に臨んでください!あなたの転職活動が成功することを、心から祈っています。