正しい枕の選び方は?枕選びにおいて大切なポイントを5つ解説!

毎日使う枕ですが、そもそも何を基準に枕を選べば良いのか、分からない人も多いのではないでしょうか。この記事では、枕の選び方において大切なポイントを5つ紹介しています。

この記事を読むことで、自分に合う枕を選べるようになるでしょう。参考にしていただけたら幸いです。

枕選びにおいて大切なポイント5つ

枕選びにおいて大切なポイントは下記の5つです。

  1. 枕に使われている「素材」
  2. 枕の「大きさ」
  3. 枕の「高さ」
  4. 枕の「形」
  5. 使い心地が良いか

1つでも合わないポイントがあれば、その枕はあなたにフィットしていない可能性が高いです。
枕を選ぶ際に大切なポイント5つを詳しく説明していきましょう。

1.枕に使われている「素材」

枕に使われている素材は、枕の硬さに直結します。素材は枕の柔らかさ・硬さを選ぶ上で、重視したいポイントです。

枕に使用されている素材は多岐に渡り、代表的な素材は下記の通りです。

柔らかい素材特徴
羽毛・羽根羽根素材は水鳥の羽根から採取しており、ふんわり柔らかいのが特徴的です。
ポリエステル綿ポリエステル綿は、わた状の人口繊維であり、柔らかい枕に使われている定番素材です。
極小ビーズ極小ビーズは発泡ポリスチレンの小さな粒のことで、モチモチしており、抱き枕によく使われる傾向があります。
低反発ウレタン低反発ウレタンはスポンジ状の素材で柔軟性に優れており、元々は宇宙飛行士のために開発されました。
硬い素材特徴
そばがらそばの実を乾燥させた=そばがらであり、硬めの枕素材として古くから日本で愛用されています。
パイプストローで細かく切った素材であり、大きさや硬さは多種多様です。
コルマコルマ素材はプラスチックボールで大きな穴が二つ空いており、通気性に優れているのが特徴的です。
ひのきひのきは天然ひのきを素材にしており、防虫・防湿作用も兼ね備えています。

2.枕の「大きさ」

枕の大きさもフィット感に強く影響してきます。体の大きさや好みで枕を選びましょう。大きさは主に3種類に分類されます。

サイズ大きさ特徴
小さい約35cm×50cm小柄な人に合いやすい
普通(標準サイズ)約63cm×43cm万人に合うサイズ
大きい約50cm×70cm包まれた感覚が好きな人や寝返りが打ちやすい枕を求めている人におすすめ

3.枕の「高さ」

寝ているときに楽な姿勢をキープできるよう、丁度良い高さの枕を選ぶことが欠かせません。高さが合っていないとなかなか眠れなかったり、寝覚めが悪くなったりします。

一般的に男性は高めの枕、女性は低めの枕がフィットしやすいです。他に体格が良い人も高さがある枕、逆に小柄や細身の人は低い枕の方が快適に感じやすいそうです。

また仰向け・横向きと、寝るときの姿勢を加味した上で選ぶことをおすすめします。

4.枕の「形」

枕の形も寝やすさに大きく影響します。枕の形には以下のようなものがあります。

枕の形特徴
標準・長方形型標準・長方形型は最もメジャーな形であり、素材や大きさ・硬さなど、自分に合った枕も見つけやすいです。
ウェーブ型波のような形をしているのがウェーブ型であり、S字型や低反発素材で作られているなど、多くの種類が存在します。
頸椎支持・横向き対応型横向き対応型は高さを調整できたり、裏表や上下を変えたりでき、自分に合った枕に調整しやすいです。
抱き枕型抱き枕には寝るときの姿勢をサポートする目的があり、妊婦さんなどにもおすすめできる枕です。
オーダー型合う型がない・型にこだわりがあるという方は、自分が希望する枕の形をオーダーして作成することも可能です。

5.使い心地が良いか

自分が使っていて心地が良いかも重視したいポイントです。また枕が完璧にフィットしているということは、最適な素材や大きさ・形を選んでいるということにもなります。

直感的に良いかどうか判断することも枕の選び方の1つであり、店で試して見るのも良いでしょう。正直実際に使ってみるまで合う・合わないは分かりません。

合わない枕を使っているとどういった弊害があるのか?

合わない枕を使い続けていると、さまざまな体調不良を引き起こしてしまいます。例えば枕が高すぎたり低すぎたりした場合、肩こりや首こりを起こしてしまう可能性が高くなるでしょう。他に頭痛が発生する原因にもなり、寝不足・不眠に陥ってしまう可能性もあります。

注意点として枕は徐々に劣化していく

枕は消耗品でもあり、使い続けることで次第に劣化していきます。ヘタってくるだけではなく、黄ばみができたり、穴が空いたりしてしまうことも。

枕を買い替える頻度は2~3年が目安と一般的には言われています。ずっと使用していると合っていた枕も合わなくなってきます。よって枕は周期を目安にして、適度に買い替えるのが良いでしょう。

まとめ

この記事では、枕の選び方において大切なポイントを5つ紹介しました。枕は寝るときに欠かせないものであり、自分に合った枕を使い続けることを心掛けましょう。

合わない枕を使い続けると体調不良の引き金にもなり、一日を気分よく過ごせません。合う枕を使い、毎日気分が良い日々を過ごしてみませんか?

この記事が少しでも参考になったなら幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。