「ECサイトでのメルマガって本当に効果あるの…？」
「メルマガで成果を出すにはどうしたら良い？」
「そもそもメルマガの会員はどうやって集めるの？」
上記のような疑問や悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。この記事では、ECサイトにおけるメルマガの効果やメルマガ会員を増やす方法、売上アップにつながる3つのポイントなどを解説しています。
この記事を読むことで、どうECサイトにメルマガを活かすのか、その方法が把握できるようになるでしょう。ぜひとも参考にしていただけたら幸いです。
目次
メルマガって本当に効果あるの？
結論から申し上げますと、ECサイトにおけるメルマガは「顧客獲得・リピーター化の促進」において、欠かせない施策です。ECサイトは顧客と直接コミュニケーションを取る機会が少ないですが、メルマガは顧客と関係性を深められます。
メルマガに「どうせ読まれないだろう…」「SNSのマーケティングが台頭している昨今、メルマガは古い…」といったイメージを持つ方も多いことでしょう。ですがメルマガのポイントを押さえれば、売上アップに繋がりやすくなります。
ECサイトでメルマガの効果を発揮するには、ただ配信するだけでなく、ポイントを押さえ継続的にアプローチする(ユーザーに対して)ことが欠かせません。
メルマガで成果を出すためのポイント3つ
ECサイトでメルマガの配信を行うにあたり、誰もが成果を出したいと考えています。ここでは、メルマガで成果を出すためのポイントを3つ解説していきます。
メルマガで成果を出すため(ECサイトの売上アップにつなげるため)のポイントは下記の3つです。
- 読まれやすい時間に配信する
- メルマガ会員のセグメント別に配信する
- メールを開封したくなるタイトルを作成する
1つずつ見ていきましょう。
①読まれやすい時間に配信する
メルマガの配信は読まれやすい時間に配信することで、開封率が高くなります。ポイントとして、ECサイトのターゲット層に合わせて配信時間を決めることが大切です。
例えば会社員であれば通勤時間(朝)や退勤時間(夕方)、昼休みなどの時間帯が読まれやすいです。シニア層だと朝8時～昼12時を狙うのが効果的でしょう(あくまで主観です)
ターゲット層がメールをチェックする可能性が高い時間帯に送信すれば、開封率に影響が出ること間違いありません。メルマガの配信時間においては、ターゲット層の読まれやすい時間に配信することを心掛けましょう。
②メルマガ会員のセグメント別に配信する
ECサイトのメルマガ効果を高めるには、メルマガ会員のセグメント(ターゲットを分類)別に配信することが欠かせません。顧客の年齢や性別、購入履歴や回数など、セグメントを絞って(分けて)メルマガを配信しましょう。
そもそもマーケティングの基本として、万人受けを狙って施策したとして、誰の心にも響きません。なぜなら内容が薄くなってしまうからです。セグメント別に配信すれば、「自分に関係あるかも…」と思われやすくなり、開封率の向上も期待できるでしょう。
③メールを開封したくなるタイトルを作成する
メルマガの開封率はタイトル(件名)によっても大きく左右されます。興味がないタイトルだと、ユーザーはメールを開く気すら起きません。
例えば「限定」といった言葉を入れるだけで、ユーザーの目を引きやすくなります。特別感を感じるタイトルは、「見たい！」と思わせ、開封する確率が高くなるでしょう。
他に数字を入れる方法も効果的です。例えば「なんと1,980円！」という言葉が入ったタイトルは具体性が増し、開封率に一定の影響を与えます。
また顧客の名前をタイトルに入れると、担当者がビックリするほどの開封率が期待できるでしょう。
メルマガ会員を集める方法とは？
ECサイトでメルマガ会員を増やす方法として、下記の3つが挙げられます。
- 登録に対しての無料特典
- プレゼント応募
- メール会員限定の特別セール
まず①についてですが、ユーザーに有益な情報を無料で提供することで、メルマガ会員を増やす効果が見込めます。メルマガが解除されるリスクも減り、顧客と安定した関係を維持していけるでしょう。
次に②についてですが、プレゼントキャンペーンを行うことで、一定のメルマガ購読者を集めることが可能です。プレゼントキャンペーンを行う場合、プレゼントは魅力的なものを選ぶことが大切です。
最後に③はECサイトだからできる方法と言えます。メール会員限定の特別セールは、集客力だけでなく購買意欲も高められるでしょう。
ECサイトにおけるメルマガ活用の事例を3つ紹介！
ECサイトでメルマガを活用し、売上アップにつなげた企業は多数あります。他者・他人のメルマガ活用事例を参考にして、自社・自分に活かすことも考えてみましょう。
売上アップにつなげやすい・つなげた、メルマガの活用事例は下記の3つが多く見受けられます。
- 未購入者へのフォロー
- キャンペーンの事前告知
- 優良顧客への限定販売
1つずつ見ていきましょう。
①未購入者へのフォロー
未購入者へ定期的なフォローメールを送り、商品の購入を促す方法です。定期的にフォローメールを送り、サイトへの信頼感・好感度が高まれば「一度購入してみようかな…」といった気持ちになりやすいです。
コツとしてフォローメールには、送信相手の名前を入れることをおすすめします。親しみを持ち送信することで、フォローメールの効果は高まりやすくなるでしょう。
メールを自動化すれば、マーケティング活動における効率化にも期待できますよ。
②キャンペーンの事前告知
キャンペーンの開催前にキャンペーンメールを送り、顧客の関心を前もって高めておく方法です。キャンペーンは販売促進において欠かせない施策ですが、顧客にキャンペーンの存在が伝わっていないと意味がありません。
あらかじめキャンペーンメールを送信することで、キャンペーンのメリットや開催期間を効果的に伝えられます。開始当日にもメールを送信すれば、相乗効果も期待できるでしょう。
キャンペーンメールにおいても、送信相手の名前を入れることで、信頼感・好感度の向上につながります。
③優良顧客への限定販売
優良顧客に対しての限定発売をおこない、優良顧客を維持していく方法です。優良顧客とは、ECサイトの売上に大きく貢献してくれる顧客(リピーター)を指します。
優良顧客を維持できれば、ECサイトの拡大や安定した経営を進めていけます。優良顧客への限定発売を行うことで、関係維持を保ちながら売上アップも実現できるでしょう。離反のリスクも大きく減り、売上の安定にもつながります。
限定発売以外にも、ユーザーランク性の導入やポイント還元率を上げる方法などもあります。
まとめ
この記事では、ECサイトにおけるメルマガの効果やメルマガ会員を増やす方法、売上アップにつながる3つのポイントなどを解説しました。ECサイトにおいてメルマガは、まだまだ重要な役割を果たします。
ECサイトでのメルマガはメルマガ配信システム選びも重要です。無料サービスを使って比較し、合うメルマガサービスの利用をおすすめします。今のサービスが合わないのであれば、サービスを変えることも検討しましょう。
この記事が少しでも参考になったなら幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。