「親の健康状態が心配…」
「親は元気に暮らしているだろうか?」
といった悩みを持つ方もいるのではないでしょうか?両親と離れて暮らしていれば、ふとした時に親の健康状態が気になってしまいますよね。
高齢者の見守りサービスを利用することで、そういった不安を解消できます。「もしもの場合に備えておく」といった意味でも活用できるでしょう。
この記事では、老親の見守りサービスにはどんなタイプがあるのか解説しています。この記事を読み、ぜひとも参考にしていただけたら幸いです。
目次
親の見守りサービスにおける3つのタイプ
親の見守りをするといっても、見守り方法には複数の種類があります。利用者数が多いタイプとして、下記3つが挙げられるでしょう。
- 緊急通報・駆けつけ型
- センサー型
- 訪問・電話型
1つずつ見ていきましょう。
タイプ➀「緊急通報・駆けつけ型」
高齢者見守りサービス(親の見守り)|ホームセキュリティのセコム (secom.co.jp)
緊急通報・駆けつけ型の特徴として、異常時に警備員が自宅まで駆けつけてくれることが挙げられます。その分、費用は高めです。
セコムが提供している「セコム・ホームセキュリティ親の見守りプラン」では、家の中にセンターを設置し、一定時間を過ぎても動きがないと、異常信号をセコムに発信する仕組みになっています。
また、急病などで動けないときのために、握るだけで救急信号を送れる”通報ボタン”もあります。緊急時も迅速に対応してくれるため、利用するメリットは大きいでしょう。
費用は機器をレンタルするか買い取るかで異なり、レンタルの場合は工事料が約5万円+保証料2万円(契約終了時に返金される)が必要です。他に、月額料金で4,840円かかります。
タイプ②「センサー型」
高齢者向け見守りサービスのドシテル|日立の家電品 (hitachi.co.jp)
センサー型の特徴として、室内設置のセンサーを通して親の様子をリアルタイムで確認できることが挙げられます。費用も安めです。
日立グローバルライフソリューションズが提供している「ドシテル」では、子が離れて暮らしていても、スマホアプリを利用し、家に居るかなどセンサーを通して確認できます。
異変の可能性があるとセンサーが判断した場合、自動的に子のスマホへ通知が飛ぶ仕組みにもなっています。親の生活リズムを確認することも可能です。
月額料金も2,530円と比較的安めに設定されています。
タイプ③「訪問・電話型」
郵便局のみまもりサービス – 日本郵便 (japanpost.jp)
訪問・電話型の特徴として、定期的に業者が訪問や電話で安否確認してくれることが挙げられます。ただ、緊急対応には不向きです。
日本郵便が提供する「みまもり訪問サービス」では、郵便局員が毎月1回ほど高齢者の自宅を訪問し、生活状況などを確認します。その結果を自治体や家族にメールで連絡する仕組みとなっています。
訪問時は30分程度「食事はキチンと取っているか?」などの質問をしてくれ、孤立することが多い高齢者の話し相手になってもらえるといったメリットもあるでしょう。
親が高齢でも元気な場合に利用したいサービスです。月額費用は2,500円となっています。
親の健康状態に合わせて見守りサービスを選ぼう!
この記事では、見守りサービスのタイプを解説しました。親の健康状態に不安を持つ方は、ぜひとも利用を検討してみてください。
見守りサービスは、親の健康状態に合わせて選ぶのが無難でしょう。親が元気な間は安いサービスを利用し、健康に不安があれば駆けつけ型のサービスを利用するなど、臨機応変に切り替えましょう。お金に余裕があれば、サービスを併用して利用するのも良いかも知れません。
この記事が少しでも参考になったなら幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。