近年フリーランスという言葉が目立つようになってきました。フリーランスを目指す方も増えた事でしょう。
しかし、個人事業主と何が違うのか疑問を持つ方も多いと感じます。フリーランス・個人事業主の違いを今回は説明していきます。
ぜひ、参考にしてください。では次項から説明していきます。
目次
フリーランスと個人事業主の違いは開業届を提出しているか
結論から申し上げますと、フリーランス・個人事業主の違いは税務署に開業届を出しているかどうかのみです。
開業届の有無によって税務上の区分が変わり、開業届を出していれば青色申告により最大65万円まで税金の控除を受ける事が可能になります。
フリーランス・個人事業主のメリット・デメリット
では、フリーランス・個人事業主のメリット・デメリットはあるのでしょうか?結論から言えば、フリーランスであればデメリットしかありません。
先ほども申し上げた通り、フリーランス・個人事業主の違いは開業届を提出しているかどうかだけです。つまり、開業届を提出していれば個人事業主にも当てはまり、フリーランスにも当てはまります。
言ってしまえば、どちらを名乗っても良いのです。また、開業届を出すと社会的信用が得られやすいという特徴があります。
次項で詳しく説明していきましょう。
開業届を出すメリット➀「屋号付きの銀行口座を開設できる」
開業届を出すと、自分の事業専用の口座を開設出来ます。いわば、個人事業主(フリーランス)として事業を行っていると証明が出来るのです。
つまり、クライアントや得意先から信頼されやすくなるのです。
開業届を出すメリット➁「融資を受けやすい」
開業届を出していると、単純に銀行などから融資を受けやすくなります。事業を行っていると証明できるからです。
開業届を出していないと信用されず、融資を受けられる確率が格段に下がってしまいます。
開業届を出すメリット③「青色申告」が出来る
開業届を出していると、青色申告が出来ます。ただ、青色申告は大きな税金の控除を受けられる代わりに、キチンと日々の帳簿をして領収書も厳重に保管しなければなりません。
近年は青色申告専用の会計ソフトも多数出ていて分かりやすくなっていますし、資金に余裕があるならば税理士に依頼するのも一つの手です。
フリーランス・個人事業主の違いはないに等しいので開業届を提出しよう
フリーランスと個人事業主の違いは開業届だけで、あとは明確な定義があるわけではありません。なので、開業届は必ず出すべきです。
フリーランスと名乗りたい人は開業届を出した後に名乗ることもできます。参考になりましたでしょうか。
ここまで読んで頂き本当にありがとうございました。