音楽を聴く方法として、定額のサブスクリプションサービス(聞き放題)を利用したいと考えている方も多いことでしょう。ですが、音楽アプリは数多くあり、自分には何が合っているのか分かりづらいですよね。
音楽アプリといっても、アプリごとに曲数や機能は大きく変わってきます。
この記事では、おすすめの音楽アプリはもちろん、音楽アプリを選ぶポイントも解説しており、他には音楽アプリを選ぶ際の注意点も挙げています。この記事を読み、自分にはどの音楽アプリが合うのか、判断の参考にしていただければ幸いです。
きっと、あなたに合った素敵な音楽アプリが見つかることでしょう。
目次
おすすめの音楽アプリ【サブスクリプション】3選
おすすめの音楽アプリは下記の3つです。
- LINE MUSIC
- Spotify
- AWA
1つずつ見ていきましょう。
おすすめの音楽アプリ➀「LINE MUSIC」
引用元:LINE MUSIC で音楽を配信・アップロードするには | TuneCore Japan
料金プラン | 金額 |
一般プラン | 月額:980円(税込) 年額:9,600円(税込) |
Android限定プラン | 月額:500円(税込) |
学割プラン | 月額:480円(税込) |
Android限定+学割プラン | 月額:300円(税込) |
ファミリープラン | 月額:1,480円(税込) 年額:14,000円(税込) |
LINEモバイル+LINE MUSICオプション | 月額:750円(税込) |
※2021年11月時点
LINE MUSICは、コミュニケーションアプリ「LINE」が提供する音楽アプリです。楽曲数も約7,300万曲と、音楽アプリの中でも多くの楽曲数を誇ります。料金プランも豊富にあるのが特徴的です。
2020年8月には、音楽アプリとして初めて、カラオケ機能を導入しました。カラオケ店に足を運べなくとも、カラオケの練習が可能となっています。
中高生でも利用可能な学割プランもあり、最安料金はなんと月額300円です。他に、LINE独占のライブ映像が見られることや、LINEのBGMも自由に設定可能です。ただし、洋楽の曲数は多くありません。
おすすめの音楽アプリ➁「Spotify」
引用元:Listening is everything – Spotify
料金プラン | 金額 |
フリープラン | 無料 |
プレミアムプラン | 月額:980円(税込) |
※2021年11月時点
Spotify(スポティファイ)は、スウェーデンの企業が提供する、音楽アプリです。楽曲数は5,000万曲以上あり、無料プランでも1曲すべて聴けます(※聴ける曲と聴けない曲がある)
提供している会社がスウェーデンなこともあり、邦楽より洋楽を多く取り揃えています。Spotifyは車内での再生にも対応しており、ドライブ中にも好きな音楽を楽しめるでしょう。
また、AIが自分好みの曲のプレイリストを作ってくれる機能もあり、飽きずに新しい音楽と出会える仕様となっています。
フリープランとプレミアムプランの違いは下記のようになっています。
フリープラン | プレミアムプラン |
アルバムやプレイリストが選択可能 | 月額料金がかかる |
広告が表示される | 広告が表示されない |
スキップ機能が1時間で6回使える | 便利な機能が多い |
最初から最後まで聴ける曲もある | 高音質 |
おすすめの音楽アプリ➂「AWA」
引用元:AWA – 音楽ストリーミングサービス|ギガを使わず『9,500万曲』以上の音楽が聴き放題!無料でも楽しめる!
料金プラン | 金額 |
FREE(無料)プラン | 無料 |
STANDARO(有料)プラン | 月額:980円(税込) |
年間プラン | 年額:9,800円(税込) |
※2021年11月時点
AWAは日本の㈱サイバーエージェントが提供する、音楽アプリです。楽曲数は6,000万曲以上あり、歌詞を表示できるのも特徴的です。他の配信サービスと比較しても、洋楽より邦楽の割合がとりわけ多くなっています。
音質を下げることで、使えるデータ容量を大幅に広げることができ、通信制限を気にせず聴けるようにもなります。ダウンロードしておけば圏外の場所でも聴けますし、車内で聴くことも可能です。
FREEプランの特徴は下記のようになっています。
月に20時間以内しか聴けない仕様 |
ストリーミング再生のみ(オンラインでしか再生できない) |
ハイライト再生のみ(曲の一部しか再生されない) |
STANDARD(有料)プランでは、FREE(無料)プランの制約もなくなります。AWAでまともに音楽を聴きたいのであれば、有料会員になることは必須でしょう。また料金を抑えたいのであれば、年額プランでの登録をおすすめします。
音楽アプリ【サブスクリプション】を選ぶポイント5つ
音楽アプリを選ぶポイントとしては、自分が何を重視しているかです。例として、下記のような特徴が挙げられます。
- 料金プラン
- 配信楽曲数の多さ
- 配信ジャンル・アーティストの特徴
- アプリの使いやすさ・機能
- 無料トライアル期間・内容
ここからは、音楽アプリを選ぶポイントを解説していきます。1つずつ見ていきましょう。
音楽アプリを選ぶポイント➀「料金プラン」
料金プランの豊富さは音楽アプリを選ぶにあたり、最重要視する人も少なくありません。料金プランといっても月額制や年額制、ファミリープランや学割といった様々なプランがあります。
また音楽アプリによっても、料金プランが1つしかなかったり、豊富にあったりと多種多様です。できるだけ無料で利用したいという方も多いことでしょう。
料金プランの相場は月額あたり1,000円程度となっています。そのため、1000円を基準にして、各サービスを比較するのも良いかも知れません。
1人で利用する、家族で利用する、学生などによって料金プランも変わってくるので、自分の利用形態を明確にしておくことも大切です。ずっと使い続けたい場合は、年プランで登録すると割安になります。
音楽アプリを選ぶポイント➁「配信楽曲数の多さ」
配信楽曲数の多さも、音楽アプリを選ぶ1つの基準となります。単純に曲数が多ければ多いほど、自分に合った音楽と出会いやすくなります。コスパ重視の人にとっては、料金プラン+配信楽曲数の多さが決め手になると言っても過言ではありません。
ただし、曲数が多いからといって自分に合うアーティストが見つかるとは限りません。逆に見つけづらくなる可能性があることも留意しておきましょう。
配信楽曲数は定期的に変わっていくので、配信楽曲数の多さを重視したいなら、利用者自身も定期的に曲数をチェックしておくと良いでしょう。
各音楽アプリは、配信楽曲数を公開している場合があります。下記の表に、有名どころの配信楽曲数をまとめておきましたので、ぜひとも参考にしてください。
音楽アプリ名 | 曲数 |
LINE MUSIC | 7,300万曲 |
Spotify | 5,000万曲 |
AWA | 6,000万曲 |
Apple Music | 7,000万曲 |
Amazon Prime Music | 200万曲 |
Amazon Music Unlimited | 7,000万曲 |
Amazon Music HD | 7,000万曲 |
KKBOX | 5,000万曲 |
楽天ミュージック | 6,700万曲 |
Deezer HiFi | 3,600万曲 |
※2021年11月時点
音楽アプリを選ぶポイント➂「配信ジャンル・アーティストの特徴」
いくら配信されている曲が多いといえど、自分の好きなジャンルやアーティストが配信されていなければ意味がありません。
有料会員になる際は、自分の好きなジャンル・アーティストを多く取り扱っているか、必ず事前にチェックしておきましょう。
例えば、Apple MusicやSpotifyは洋楽が好きな人が多く利用しています。なぜなら、Apple MusicやSpotifyは邦楽より洋楽の配信数が圧倒的に多いからです。
邦楽が多いか、洋楽が多いかは配信楽曲数だけ見ても判断できません。つまり、実際に自分で見て、配信ジャンルやアーティストの特徴を把握する必要があるのです。
各音楽アプリによっては、インディーズを全く取り扱ってなかったり、逆に多く取り扱っていたりする場合もあります。自分で音楽アプリの内部を見ることにより、確実に正しい情報を得られるのです。
音楽アプリを選ぶポイント➃「アプリの使いやすさ・機能」
音楽アプリの使いやすさや機能で、利用するアプリを決める方もいます。料金プランやアーティスト・ジャンルに違いがない場合、使いやすさや機能を決め手にする方も多いです。
音楽アプリによってトップの見た目が違うのはもちろん、ボタンの配置も違います。
また、機能面も音楽アプリに使いやすさを感じさせる大きな要素です。例えば、プレイリストに共有機能があれば、友人や家族に自分の好きな曲をおすすめできます。
また、逆におすすめされた曲を気に入り、新たに好きなアーティスト・曲が増えるかも知れません。再生した楽曲をもとにして、おすすめ楽曲を提供してくれるレコメンド機能があれば、自分に合った音楽に新しく出会える確率も高まります。
歌詞をしっかりと聞き取りたい方は、歌詞表示される音楽アプリが合うでしょう。使いやすさや機能も音楽アプリを選ぶ上で、大切なポイントです。
音楽アプリを選ぶポイント⑤「無料トライアル期間・内容」
大抵の音楽アプリには、無料トライアル期間があります。なので、まずは無料トライアル期間を複数の音楽アプリで利用してみて、最終的に1つに絞る方法もあります。
仮に無料プランで十分だと感じた場合は、有料会員に移行する必要はありません。お金を払わずにサービスを利用し続けることができるのです。
また、ツイッターやフェイスブックなどのSNSでも、各音楽アプリについて多くの投稿があります。そういった投稿を参考にするのも良いでしょう。ただし、鵜呑みにするのはあまりおすすめしません。
やはり、一度実際に体験してみなければ、本当のことは分からないからです。ですので、まずは無料トライアル期間の利用をおすすめします。
【注意】違法サービスではないか
音楽アプリを選ぶにあたり、違法サービスでないか確認することも大切です。違法アプリと知らずに聴いたり、ダウンロードしたりしただけでは、刑罰の対象にはなりません。
しかし、違法サービスには個人情報を抜き取られたり、ウイルスに感染したりしてしまうリスクがあります。その場合、個人情報を使って勝手に口座開設されていた……なんてことも有り得るのです。
また、違法アプリと知りながらダウンロードした場合、「2年以下の懲役もしくは200万円以下の罰金、またはその両方」の罰則があるので、留意しておきましょう。違法アプリでは、アーティスト側に1円もお金が入りません。
アーティストのみならず、レコード会社にも収益が入らないのです。結果として、違法サービスを利用することで、未来の音楽文化を壊してしまっているのです。音楽アプリを選ぶ際は、違法サービスでないか必ずチェックしておきましょう。
音楽配信サービスはサブスクリプションが一番!
サブスクリプションで音楽を聴けば、定額で好きな曲が聴き放題です。CD1枚購入すれば1,000円~数千円かかってしまいますが、サブスクリプションだと月額1,000円程度で何千万曲も聴けてしまうのです。
もちろん、まずはお試しで無料プランを利用してみるのもアリでしょう。サブスクリプションのありがたい点として、ダウンロードしてオフラインにすれば、通信容量を超える心配もありません。
他にはドライブ中にも無線や有線をつなぐことで、好きな曲を聴きながら運転を楽しめます。音楽アプリは1つだけに登録するのではなく、複数登録して並行活用するのも良いでしょう。
あなたに合ったやり方で、音楽配信サービスを楽しみましょう。最後までお読みいただき、ありがとうございました。