スマートフォン料金が一斉に値下げされたのも記憶に新しいです。そもそも値下げされた背景にあるのは、通信料に伴う家計の負担を軽減することだったと言われています。
総務省の家計調査によると、2020年の携帯電話通信料は約12万7,000円と、20年前に比べて4倍に増えているそうです。
大手の主力ブランドに拘らないのなら、違うブランドを利用することで料金は大幅に安くなります。この記事では、スマホのブランドにはどんな種類や特徴があるのか解説していきたいと思います。
ぜひ、参考にしてください。
目次
スマートフォンにはどんな種類がある?
スマホは大きく分けて3つに分けられます。
- 大手の主力ブランド(docomo、au、ソフトバンク)
- 大手のサブブランド(ワイモバイル、UQモバイル)
- 格安スマホ(楽天モバイル、lljmioなど)
1つずつ見ていきましょう。
大手の主力ブランド(docomo、au、ソフトバンク)
大手の主力ブランドと言えば、誰もが知る下記の3つです。
- docomo
- au
- ソフトバンク
大手のブランドだけで国内のシェアは70%越えと、圧倒的な利用率を誇ります。
通信容量プランは3~7GB、60GB、無制限など多岐に渡ります。
MMD研究所の2020年10月の調査によると、平均の月額料金は5,853円です(参照元:2020年11月通信サービスの料金と容量に関する実態調査 (mmdlabo.jp))
大手のサブブランド(ワイモバイル、UQモバイル)
大手主力ブランドが展開するサブブランドは、主力ブランドと比べサービスを絞ることで、割安なプランが用意されています。手続きなどは基本的にネット経由となります。
通信容量プランは3~25GBです。
MMD研究所の2020年10月の調査によると、平均の月額料金は3,117円です(参照元:2020年11月通信サービスの料金と容量に関する実態調査 (mmdlabo.jp))
格安スマホ(楽天モバイル、lljmioなど)
格安スマホは、仮想移動体通信事業者(MVNO)が提供しているサービスです。大手から通信回線を借りてサービスを提供しています。
回線を整備する費用がかからないため、料金は格安です。ちなみに楽天モバイルは大手と格安スマホ、両方の要素を持ちます。
通信容量プランは0.5~50GBです。
MMD研究所の2020年10月の調査によると、平均の月額料金は2,027円です(参照元:2020年11月通信サービスの料金と容量に関する実態調査 (mmdlabo.jp)
携帯電話のブランド別シェア
引用元:2021年3月 通信サービスの利用動向調査 (mmdlabo.jp)
MMD研究所によると、スマホのシェアはdocomoが「35%」でトップです。続いてauが「24.5%」、ソフトバンクが「15.7%」と続きます。
格安スマホが「10.4%」、ワイモバイルが「7.2%」となっており、楽天モバイルが「4.0%」、UQモバイルが「3.2%」です。
大手3ブランドのシェアは70%以上と圧倒的ですが、格安スマホなども伸びてきており、群雄割拠になる日もそう遠くはないかも知れません。
各スマートフォンの特徴
ここからは、各スマートフォンの特徴を見ていきましょう。
大手の主力ブランド(docomo、au、ソフトバンク)の特徴
大手の主力ブランドは自社で回線を整備しているため、通信速度も安定しています。
また店舗数も多いため、困ったとき対面で相談したい場合、店にすぐ相談に行くことも可能です。メールアドレスが持てるのも大きな特徴の1つです。
大手のサブブランド(ワイモバイル、UQモバイル)の特徴
大手のサブブランドも自社の回線を利用しているため、通信速度が安定しています。
また主力ブランドより低価格で利用できます。低価格で利用できる分、標準サービスは限られているので留意しておきましょう。
格安スマホ(楽天モバイル、lljmioなど)の特徴
格安スマホは前述したように、大手の主力ブランドから回線を借りています。
実店舗が少ないこともあり、料金は格安です。そのぶん自分で手続きや端末の調整をするケースも多いです。
通勤時間など多くの人が利用する時間帯は、通信速度が遅くなるデメリットもあります。
自分の利用頻度や目的に応じてスマホを選ぼう!
どのスマホの種類が良いかは、人によって異なります。安さを追求するなら格安スマホ、速度も重視するならサブブランドが有力な候補になるでしょう。
メールアドレスを必要とするかどうかも大事です。自分の利用頻度や目的に応じて、利用するスマホを選びましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。