今や20歳以上は1人1枚、クレジットカードを保有する時代です。クレジットカードは非常に多くの種類があり、どれにするか悩んでしまいますよね。還元率を基準にして決める方も多いでしょう。
この記事では、おすすめの高還元率クレカを紹介していきます。少しでも参考にしていただければ幸いです。
目次
クレジットカードの還元率とは
そもそもクレジットカードの還元率とは、クレジットカードの利用額に対するポイントのキャッシュバック率を指します。
例えば10,000円の商品を購入して還元率が1%だった場合、還元率は10,000円×1%で100円が戻ってくる計算になります。これが12回分と仮定すると、120,000円の金額に対して1,200円がキャッシュバックされるのです。
購入時の金額に応じてお金が返ってくると考えたら嬉しい制度ですよね。ちなみに還元率は0.5%が一般的で、1%を超えると高還元率になります。
近年はECサイトでのショッピングが主流になりつつある
近年はECサイト(オンラインショップ)でのショッピングが主流になりつつあります。大手だと楽天やAmazonなどが挙げられます。
楽天カードは、20年のカードショッピング取扱高が前年比21.3%増の11.4兆円に達しました。(参照元:楽天カード、取扱高11兆円 国内初、コロナで通販伸び – 産経ニュース (sankei.com))
ヤフーショッピングなどを提供しているZホールディングスも20年のカードショッピング取扱高が前年同期比28%増の2.4兆円となっています(参照元:【Zホールディングス2020年4-12月期】ショッピング取扱高は54%増の約1.1兆円、eコマース取扱高は28%増の2.4兆円(ネットショップ担当者フォーラム) – Yahoo!ニュース)
上記の数字を見るにECサイトでのクレカ利用が急激に伸びていることが分かります。
おすすめの還元率が高いクレジットカード5選
ここからはおすすめの還元率が高いクレジットカードを5選紹介していきます。どれも高還元率を求める人に人気のカードです。ぜひ参考にしてください
楽天カード
引用元:価格.com – 楽天カードの特徴・ポイント還元率|クレジットカード比較 (kakaku.com)
楽天カードの基本のポイント還元率は1%です。楽天市場で使うと3倍のポイントが貯まります。毎月5と0のつく日はポイントが2倍です。
カードや銀行など複数サービスを利用して使うと最大16倍まで上がります。楽天カードは審査に通りやすいことでも有名です。楽天市場などをよく利用する方は楽天カード一択でしょう。
AmazonMastercard クラシック
引用元:価格.com – Amazon MasterCardクラシックの特徴・ポイント還元率|クレジットカード比較 (kakaku.com)
AmazonMastercard クラシックの基本のポイント還元率は1%です。Amazon利用時に還元率は1.5%~2.0%になります。プライム会員は2.0%還元されます。
Amazonポイントが貯まる仕様ですので、Amazonをよく利用する方にぜひともおすすめしたいカードです。
年会費は1,375円(税込)かかりますが初年度は無料です。年1回以上使用すると翌年も無料になります。
三井住友カード ナンバーレス
引用元:価格.com – 三井住友カード ナンバーレスの特徴・ポイント還元率|クレジットカード比較 (kakaku.com)
三井住友カード ナンバーレスの還元率は0.50%~5%と広い範囲になっています。カード両面に番号が印字されていないので盗み見される心配がありません。ネット申し込みなら最短5分で発行できます。
セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート、マクドナルドで利用するとポイントが2.5%つきます。更にVisaタッチ決済で支払うと5%のポイントがつくのです。
コンビニを普段利用する方は間違いなく三井住友カード ナンバーレスがおすすめです。
JCB CARD W
引用元:価格.com – JCB CARD Wの特徴・ポイント還元率|クレジットカード比較 (kakaku.com)
JCB CARD Wの基本のポイント還元率は1%です。入会後3か月間はポイントが4倍で貯まります。
JCBの優待店舗で利用すると2~10倍でポイントがつきます。例としてAmazonで3倍、セブンイレブンで3倍、スターバックスで10倍です。
JCB CARD Wの入会申し込みはWeb上のみです。申し込みの年齢も39歳までなので留意しておきましょう。
MileagePlusセゾンカード
引用元:価格.com – MileagePlusセゾンカードの特徴・ポイント還元率|クレジットカード比較 (kakaku.com)
マイルを貯めたい方にはMileagePlusセゾンカードをおすすめします。マイル還元率は0.50%~1.50%となっており、マイルメンバーシップ登録で還元率が1.50%になります。
貯めたマイルをANA特典航空券に交換することも可能です。年会費も1,650円とマイルが貯まるクレジットカードの中では格安です。
海外旅行保険も自動付帯されているので安心して旅行に行けます。
今後の動向に注目「Yahoo!カード×LINE payカード」
今後の動向に注目が集まるカードとしてYahoo!カードとLINE payカードが挙げられます。
2021年3月1日にヤフーを傘下に収めるZホールディングスとLINEが統合し、新生Zホールディングスが誕生しました。paypayにLINE payと決済事業が重複する形になります。
今現在はYahoo!カード、LINE payカードと分かれていますが、統一される日がくるかも知れません。一つのクレジットカードでpaypayまたはLINE pay決済時に高いポイント還元率を得ることができるようになれば、加入者も一気に増えると予想します。
将来的には決済をpaypayに一本化するとも発言されています。今後の動向に目が離せません。
クレジットカードは少額での利用が増えている
経済産業省によると、2020年の国内のカードショッピング取扱高は前年比に比べて2%減少しているそうです。イオンファイナンシャルサービスは20年のカードショッピング取扱高が前年比1.4%減の5.7兆円、クレディセゾンは20年のカードショッピング取扱高が前年比6.7%減の4.5兆円と苦戦しています(参照元:20年12月のクレカ取扱高、2.2%減 飲食や宿泊の利用減: 日本経済新聞 (nikkei.com)
背景にはキャッシュレスやECサイト(オンラインショップ)の普及が関連していると考えられるでしょう。クレカの高額利用が減り、少額での利用が増えているのです。
今後はECサイトにどう対応していくかが重要になるのではないでしょうか。
まとめ
おすすめの還元率が高いクレジットカード5選
- 楽天カード
- AmazonMastercard クラシック
- 三井住友カード ナンバーレス
- JCB CARD W
- MileagePlusセゾンカード
今回は高還元率のクレジットカードの紹介やECサイトについても言及しました。
今後は高還元率に加え、ECサイト(楽天市場、paypay、Amazonなど)に対応できるクレジットカードが人気になっていくでしょう。
時代の変化とともにニーズは変わってくるので難しいものです。今回の記事が少しでも役立ったなら幸いです。
ここまで読んで頂き本当にありがとうございました。