amazarashiというアーティストはご存じでしょうか?私はamazarashiが大好きで高校の頃から、かれこれ10年ほど聴いています。
amazarashiの曲には、たくさん救われてきました。今回の記事はamazarashiを題材に執筆しています。少しでも魅力が伝わって頂けたら幸いです(決して押し付ける訳ではございません)
目次
amazarashi(アマザラシ)とは
魂を揺さぶられるような強いメッセージ性が特徴的の青森発2人組ロックバンド、それがamazarashiです。
メディアには全く出ないですが、独創的な世界観や唯一無二のアーティストゆえにファンも多く存在しています。「暗い」というイメージを持たれがちなバンドですが、真逆です。amazarashiの曲には希望が溢れています。
ボーカル&ギターの秋田ひろむさん、キーボード&コーラスの豊川真奈美さんの2人がメンバーです。豊川真奈美さんは秋田さんの奥さんでもあります。
amazarashi(アマザラシ)という名のバンド名の由来
バンド名のamazarashiは「日常に降りかかる苦しみや悲しみを雨に例えてつけた」と秋田さんは語っています。それに付け加え「自分たちは雨ざらしだが、それでも、というところを歌いたい」とも語っています。
amazarashi(アマザラシ)の経歴
2010年にメジャーデビュー
amazarashiは2010年の6月9日にミニアルバム「爆弾の作り方」でメジャーデビューしました。私はこのアルバムでamazarashiという存在を知ったのです。
11月24日にはセカンドミニアルバム「ワンルーム叙事詩」を発売しました。その世界観から2010年時点で知名度は一気に上がっていったのです。
2015年にメジャーデビュー5周年
2015年にはメジャーデビュー5周年を迎えます。また、2月18日に「季節は次々死んでいく」でファーストシングルを発売しました。
同曲はアニメ「東京喰種(トーキョーグール)」の主題歌に起用されたこともあり、amazarashiの知名度を一般層に広げる大きな要因となりました。2021年4月時点ではYouTubeで4,500万回ほど再生されています。
2018年には初の日本武道館公演
2018年11月16日には、日本武道館ライブをおこないます。日本武道館でライブをできるほどの人気になったということです。ここまで上り詰めれるバンドは、本当に一握りだけでしょう。
2020年にはオリコン最高位に
2020年3月11日にリリースしたアルバム「ボイコット」でオリコンチャート週間2位を記録します。今後の成長にも期待です。
amazarashi(アマザラシ)の魅力
ここからは私がamazarashiに対し、魅力を感じる部分を挙げていきます。あくまで個人的な意見なのでご了承ください。
良い意味で曲の雰囲気が暗い
ここ数年はそうでもありませんが、amazarashiは良い意味で曲の雰囲気が暗いです。どんなときに聴いても気分が落ち着きます。深夜などに聴くと自分に寄り添ってくれるように感じます。
絶望の中にある一筋の光
amazarashiの曲はどんなに絶望を感じる曲でも必ず最後に一筋の光を魅せてくれます。暗闇から這い上がる道を作ってくれるのです。勇気も貰えます。
文学的・ストーリー調な歌詞
秋田さんが本を良く読むこともあってか、amazarashiには文学的な歌詞の曲が多いです。また、ストーリー仕立て=1本の小説のような歌詞もあります。一回聴くと徐々に惹きこまれていくでしょう。
昨今の邦楽では文学的な歌詞はあまり見なくなりましたが、amazarashiは文学=日本を感じさせてくれるのです。
amazarashi(アマザラシ)のおすすめ曲5選
僕が死のうと思ったのは
題名からしてインパクト大ですが、生きる意味を考えさせてくれます。最後に光が見えるのもamazarashiらしいです。
隅田川
隅田川は初めてamazarashiを聴く人にも聴きやすい曲です。聴くたびに泣きそうになるほどメロディーが美しいです。
ナモナキヒト
落ち込んでる日の夜などに聴くと元気を貰えるでしょう。完璧な人間じゃなくて良い、何者になれなくても良いのです。
ジュブナイル
思春期の時期の男女には特に心に刺さるでしょう。秋田さんのメッセージ性が強く表れている曲です。
つじつま合わせに生まれた僕等
まるで小説を読んでいるかのような感覚を味わえます。私たちは結局つじつま合わせに生まれ、つじつま合わせに生きているのです。
終わりに
amazarashiは声や曲調が独特なので好みがハッキリ分かれるでしょう。しかしハマる人は本当にハマると言えます。少しでも気になった方は是非聴いてみて下さい。
曲において、歌詞やストーリー性を重視する方はハマりやすいと言えるでしょう。絶望の先の光を見たい方にもおすすめです。